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保育社のカラーブックス

1962年(昭和37)4月『ヒマラヤ−秘境に生きる人びと−』を発行し、カラーブックスシリーズの刊行を開始。文庫サイズでオフセット印刷によるカラー写真を駆使したことが当時としては画期的でした。従来の“読む文庫”から“見る文庫”へ前進したカラー時代の新しい文庫として広く支持されています。
▲昭和30年代のカラーブックス目録と初期のカラーブックス
カラーブックスは37年にわたり909点を刊行してきました。その時どきの時代背景がラインナップに反映されています。例えば、『ハワイ』や『パリ』は1962年(昭和37)に刊行されており、高度成長期のなか“あこがれの地”となっていたことがうかがえます。カラーブックスは時代を映すものであり、人々の生活に密着したものでした。
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保育社でカラーブックスの編集に携わっていた編集者に、カラーブックスの編集の様子、思い入れなどを語っていただきました。

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このようにカラーブックスシリーズは、さまざまな分野の著名な著者と編集者がつくり上げたシリーズです。現在では多くが絶版・品切れとなり、店頭でも手に入りづらい状況ですが、当店および保育社ではまだ約300点が稼働しています。お手軽なサイズと価格ですが、その内容の濃さには驚くばかりです。私はカラーブックスに触れる機会の少なかった世代ですが、今手にとってみても興味深く、“お気に入り”が存在します。若い世代の人にも私のようにカラーブックスと出会って欲しいものです。


ほいくしゃの本屋さん 店長 前田 梓